やっぱり おかしい介護保険の仕組み | 訪問看護で叶える自分らしい生き方

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  やっぱり おかしい介護保険の仕組み

 

94歳のおばあちゃまです

 

一週間前に 出逢いました

そして…

本日、お亡くなりになりました

 

その姿は

とても穏やか…

とても美しい…

 

 

 

 

一週間前、

ケアマネジャーさんから連絡があって

「昨日、依頼があった方で訪問に行ってきたんだけど…

お尻に褥創なのかな?

背中に皮めくれがあって、足は水泡になって 汁が出てきてるのよ」

 

時々、風邪を引いたら、近医に受診するくらいで

今まで 大きな病気はしていないようです

その医師に背中とお尻を診ていただいたけど

何もしてくれなかったそうです

 

主治医がいない~?

 

(訪問看護は…

医師の指示書がないと訪問に行くことができないんです

=コストがとれない…

=ボランティアかしら~?)

 

元職が看護師であるケアマネジャさんがみて…

異常だと感じれば

これは かなり深刻なことだと感じとり

即、伺いました

 

 

 

94歳のおばあちゃま…

 

大きなソファーベッドに寝ています

90°近く 頭側をギャッジアップして…座っています

 

ニコニコ笑顔…

睫毛が長くて 美人…

とても穏やかです

 

しっかりされています

 

娘さんから

「お粥を食べています」

「(ポータブル)トイレでしています」

「1ヶ月前からお風呂に入っていないです」

「動けなくなってきて

私たちでは無理なのよ」

 

本当に調子が悪くなったのは

1ヶ月前…

近医で受診したら

投薬された薬は プロセミド(利尿剤のみ)

その時に 介護に困って 

市役所に駆け込み、介護申請をした

 

そこから 認定調査があり

1ヶ月間待って、ご家族だけで介護をがんばり、認定結果が出たので

地域包括支援センターに駆け込み

要介護だったので

さらに

3日後、ケアマネジャーさんが初回訪問し、翌日、わたしがケアマネジャーさんと同行訪問した形です

 

 

介護保険って

認定結果が出ないとサービスが受けれないのか…‼︎

 

いやいや~

申請したその日からサービスが利用できるんです

 

ただ、認定結果が出て、結果により申請日まで遡ることになるので

引き受けたケアマネジャーさんは

たぶんこのくらいの介護度がでるんじゃないかみたいな感じで

プランを立てるんです

もし、見立てを誤れば、実費になってしまうこともあります

 

このおばあちゃまの場合もそうですが…

介護保険を申請する方って

本当に困っていると思うんです

また、

認定調査に伺った調査員は認定結果が出なくても

サービス開始ができますよ…と伝えてはいただけないのかと

 

憤りを感じます

 

市役所の介護申請の窓口で

申請に来た方に

申請したその日からサービスが開始できるよ…という説明書みたいなマニュアルを作るべきです

 

ちょっと 働きかけたいと思います

 

94歳のおばあちゃま…

介護保険料のもとは、とれなかったよね

 

でも…

ご家族は 笑顔で

「お風呂(訪問入浴)も 入れて、本当によかったです」

…という言葉に ホッとします

 


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